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乳酸菌の効果の背景.jpg

Effects

乳酸菌の効果

効果3 ナノ型乳酸菌®nEFの炎症緩和効果

実験の結果ナノ化した乳酸菌には炎症緩和効果が認められた。以下はその実験レポートである

炎症緩和効果実験

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試験内容

大腸炎を発症したマウスにnEFを投与して炎症症状の改善効果を検証した。

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試験結果

nEF投与群では、体重減少や下痢の腸炎症状が改善した。解剖後の病理所見では、nEF非投与群と比較して、大腸の長さが保たれ、大腸の粘膜組織の正常化が認められた(図1、2)。

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図1 大腸長さ

図2 大腸粘膜組織の病理写真 (C:nEF非投与、H:nEF投与)

図2 大腸粘膜組織の病理写真 (C:nEF非投与、H:nEF投与)

腸の免疫組織(パイエル板、腸間膜リンパ節)の免疫細胞の割合を測定した結果、nEF投与群では、炎症の抑制に働く免疫細胞である「Treg細胞」の割合が増加し、炎症を促進する免疫細胞である「Th17細胞」の割合は減少していた(図3)。

図3 iPPとMLNのリンパ球当たりのTreg細胞とTh17細胞の割合

図3 iPPとMLNのリンパ球当たりのTreg細胞とTh17細胞の割合

(異符号間に有意差有り)

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3

解説

nEF投与により大腸炎の症状が改善した。これはnEFが腸のパイエル板から吸収されて、腸の免疫組織に働きかけ炎症を抑制する「Treg細胞」が増加して大腸の粘膜組織の炎症が緩和されたものと考えられる。

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