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Effects
乳酸菌の効果
効果2 ナノ型乳酸菌®nEFのノロウイルス感染防御効果
実験の結果ナノ化した乳酸菌にはノロウイルス感染防御効果が認められた。以下はその実験レポートである
ノロウイルス予防効果実験
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試験内容
マウスにノロウイルス接種7日前から21日後までナノ型乳酸菌(ナノ化処理したE.faecalis KH株、以下nEF)または非ナノ型乳酸菌(ナノ化処理をしていないE.faecalis KH株、以下非ナノ化nEF)を毎日経口投与し、糞便中のウイルス量および血清中の中和抗体価を比較した。
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試験結果
図1 ノロウイルス感染後の排泄物中のウイルス量
図1より、nEFを摂取した群で感染1, 2, 4日後で蒸留水と比較し有意に減少していた。また、感染5, 6, 8日後においてもnEF摂取群のみ減少が認められ、nEF摂取群は非ナノ化nEF摂取群より高いウイルス感染防御効果が認められた。
図2 ノロウイルス感染21日後の血清中の中和抗体価
ノロウイルス感染21日後の血清中の中和抗体価を分析した結果(図2)、nEF、非ナノ化nEF摂取群で高くなることが認められた。さらに、nEF摂取群は非ナノ化nEF摂取群より高値を示した。
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解説
nEF摂取によりノロウイルス感染防御効果が認められた。その効果は用量依存的であった。さらにナノ化処理することで効果が増強されることから、乳酸菌のナノ化処理は重要である。
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